嘔吐も子供では、よくみられる症状のひとつです。
特に赤ちゃんはよく吐きます。 そして、この嘔吐も重く見られがちですが、特に赤ちゃんでは、余り心配しなくてもよいものが少なくありません。 嘔吐が重い病気のためかどうかを見分けるポイントは「顔つき」です。苦しそうな顔つきで吐いている時は要注意です。
吐いた後、ケロッとしている時は余り心配しなくてもよいでしょう。 もうひとつ大事なことは、吐いたものをよく見ることです。そして診てもらうときに必ずそれを実際に持っていくか、 詳しく説明して下さい。特に血のようなもの(赤黒くみえる事が多い)、緑がかったもの(胆汁)、大便などが混じっている場合は、 重い病気のことが多いですから、すぐにその吐物を持って受診して下さい。
まず赤ちゃん(乳児)が吐いた時、顔つきも機嫌もよい場合は余り心配がありません。
多いのは口の角からダラダラと母乳(ミルク)などがこぼれるように出るもので、これは正確には嘔吐の中に入りません。 これは、大部分はお乳の飲ませ方が下手とか、ゲップの出させ方が不十分な場合です。
もう一度、空気をあまり飲ませないような授乳の仕方、ゲップのさせ方などを勉強して下さい。 嘔吐と下痢がある時は、「乳児下痢症」です。 熱があり、嘔吐している時は、髄(脳)膜炎や中耳炎です。 これらの症状やお乳をよく吐く場合は、なるべく早くお医者さんに相談して下さい。
幼児・学童が吐いた場合に多いのは、周期性嘔吐症です。これは何度でも起きるのですが、最初の場合は診断がつけにくい場合がよくあります。
急に吐きはじめ、顔色も悪く、ぐったりしていたり、りんごが腐ったような口臭があれば、まずこの病気といってよいでしょう。 これは、かぜのような病気や心理的なストレスがきっかけで起こることもあります。 繰り返して起きるようであれば、そのきっかけが何であるか考えてみましょう。
「頭がいたい」「お腹がいたい」といって吐いていた場合は、いろいろな病気が考えられますので早めに受診して下さい。